3･金髪の男の子 ページ3
Aside
今日は始業式
明日は1年生が新たに来る入学式
私からすると転校初日なので今日が私の入学式のようなものだ
本当に家から学校が近くて歩きで行けるくらいだからありがたい…
緊張はするが新しい学校生活はとってもワクワクする
傘をさしつつ学校までの道のりを歩く
『…ん？』
今通り過ぎた横に続く細い道の奥に誰かがいたような…
もう一度戻ってちらっと覗く
『ん…？
ひ、人！？えっ、あっ、あの〜…大丈夫ですか…？』
人気のない細い道の壁際にもたれかかって座ってる(？)人がいた
呼びかけても返事がない
よく見ると学生服を着ている金髪の男の人はボロボロで喧嘩をしたあとのようにも見えた
『(もしかして一部の不良…？)』
一瞬そう思ったが思い込みは良くないと考え、とりあえず自分の今持っている傘を男の子にさした
関わっておいて今更見捨てることは出来ない…
自分の分は鞄に入れていた折り畳み傘をさした
折り畳み傘を探していた時に、
元陸上部だった私はよく転んでいたため持っていた
箱に入った絆創膏を見つけたので隣に置いておいた
『(えっ、これって勝手に絆創膏貼るとかも良くないよね…？救急車！？救急車を呼ぶべきなのか…？)』
私が目の前でオドオドしていたからか
???｢ゔ…｣
と男の子が反応していた
『えと、大丈夫…ですか……？』
うっすらと開かれた目は綺麗な水色だった
目が合うと急に睨まれ
???｢あ’’？？？｣
心臓が凍りついた
『ﾋｭｯ…ご、ごごめんなさい！！！』
私は鞄と折り畳み傘を握りしめて全力で走った
『(やっぱり不良だ！！！怖い！！！)』
学校までひとっ走りした
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ぬぬ - つづきはやくよみたーい！この小説すきです！ (2月4日 21時) (
レス) id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - えもうすきずぎます！ごはん。さんは天才です (1月23日 23時) (レス) id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
ごはん。(プロフ) - イチゴさん» ありがとうございます！これからもぼちぼち自分のタイミングで出していきますがおもしろくしたいと思っているので頑張ります♫ (1月20日 11時) (レス) id: d975296461 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - コメント失礼します！めっちゃおもしろかったです♪体調に気を付けて頑張ってください！！応援してます！！ (1月17日 22時) (レス) @page26 id: df6b50726d (このIDを非表示/違反報告)
ごはん。(プロフ) - 明太子なげっとさん» ありがとうございます…！バイトにめっちゃ行ってるので更新まちまちですが長編にしたいと思ってるので末永くよろしくしたいです (1月4日 21時) (レス) @page19 id: d975296461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごはん。 | 作成日時：2023年12月25日 0時
