24･面倒なこと ページ24
A side
先程の裏路地まで無我夢中で走っていると
道の角から出てきた人にぶつかってしまった
『わっ、…』
ぶつかってしまった3人のうちの1人の男はガタイが良かったからか全く微動だにせず、
私の方が尻もちを着いてしまった
『すみません………い゛ｯｯ！』
起き上がり、謝って前を通り過ぎようとした時
腕をものすごい力で引っ張られる
ﾓﾌﾞ1｢おいおい。そっちからぶつかってきて謝ってはい終わりはないやろ｣
ﾓﾌﾞ2｢あ゛ーーーーぶつかってきたところが痛いわーー｣
ﾓﾌﾞ3｢お嬢ちゃんこれどうしてくれんの｣
『(この人達……)』
少しイラッときてしまう
めんどくさい事になってしまった
ぶつかってしまったのは私が悪かったけど
あっちはどっからどう見てもピンピンしていて
これから慰謝料請求しますよって金をたかりそうな可能性が高いかな
『(奥にシャオロンくんいるだろうから…
ここはとりあえず先に逃げて彼らからシャオロンくんを離そう)』
彼まで巻き込むわけにはいかない
掴まれた腕を勢いよくクルっと回すだけで
大抵の人は簡単に腕を離すから…
無理だったら相手の腕に足をひっかけて思いっきり回してやろう
『(あんまりやりたくないけどな…)』
その隙に走って大通りに出よう
元陸上部だから足の速さには自信がある
『(それでいこう)』
ﾓﾌﾞ2｢どう落とし前つけてくれるんだぁ？
あ゛ぁ゛！？？？｣
『ｯ…』
今だ！！
と作戦を決行しようとした時
路地の奥から低い声が聞こえた
???｢おい。なんしとんねん｣
私が進もうとしていた裏路地の道から1つの影が見えた
1人しかいない
『シャオロンくん…』
シャオロンくんは静かに靴音だけを鳴らしながらゆっくりこちらに近づいてきた
ﾓﾌﾞ2｢あぁ゛！？誰だお前ぇ！？｣
ﾓﾌﾞ1｢ま、まて…今あの女…シャオロンって…｣
ﾓﾌﾞ3｢我々組の狂犬…シャオロンやないか！？｣
我々組の狂犬…？
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ぬぬ - つづきはやくよみたーい！この小説すきです！ (2月4日 21時) (
レス) id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - えもうすきずぎます！ごはん。さんは天才です (1月23日 23時) (レス) id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
ごはん。(プロフ) - イチゴさん» ありがとうございます！これからもぼちぼち自分のタイミングで出していきますがおもしろくしたいと思っているので頑張ります♫ (1月20日 11時) (レス) id: d975296461 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - コメント失礼します！めっちゃおもしろかったです♪体調に気を付けて頑張ってください！！応援してます！！ (1月17日 22時) (レス) @page26 id: df6b50726d (このIDを非表示/違反報告)
ごはん。(プロフ) - 明太子なげっとさん» ありがとうございます…！バイトにめっちゃ行ってるので更新まちまちですが長編にしたいと思ってるので末永くよろしくしたいです (1月4日 21時) (レス) @page19 id: d975296461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごはん。 | 作成日時：2023年12月25日 0時
