【d!】君の犬になりたい。 (ページ26)

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おもむろに私は懐から煙草を取り出す。2人は目を丸くする、私が吸ってるの見たことないもんねぇ、2人は。

ci「Aさん、煙草吸えるんですね！」

『うん！吸えるよ！でも自分から吸うことはすくないけどねぇ！付き合いで、ね？』

shp「で、そのタバコどうするんですか？」

『ふふっ、2人とも私の言いつけは守ってこれた？』

shp「も、もちろんです！早く、す、吸いたい、。」

ci「お、俺もや、が、がまんできへん。」

珍しく言葉が敬語じゃなくなる2人、そう彼らには3日前から禁煙して欲しいとメールを送っていたのだ。ヘビースモーカーの2人にはさぞきついお預け、すべては今日の為。きっと飼い主から与えられるご褒美の為に頑張って耐えてきたんだろう。でも簡単に吸わせちゃうのも、ちょっともったいないなぁ、なーんて。

立ち上がって2人の元までいって、まだ床に膝まづいている2人と同じ目線になる、そのまま2人の服の香りを嗅いだ。そのまま彼らの前に立って見下ろす。いいながめ、♡

ci「…！何をしてたんですか？」

『んー？2人とも、服にタバコの香りがついてるんだけど、
これはどういうことかなぁ、？』

shp「え、えっとぉ、そ、それはぁ、」

ci「はっ、う、え、えとそ、その、」

『あっれぇ、答えられないの？なんでかなぁ、』

shp「ご、ごめんなさい、が、我慢出来なくて、さっき来る前にい、1本吸っちゃいました。ほんとにそれだけなんです！」

ci「、お、おれも吸っちゃい、ました、だから、すみません、お、俺らに、躾して、くれませんか？、」

なんて可愛いのだろうか、躾をして欲しいがために、私のお仕置のために、自らルールを破るなんて。ご褒美よりもお仕置が欲しいなんて！抑えきれない笑みを隠すことなく、彼らに向ける。
顔が少し赤くなって、高揚した様子の2人にはお望みのお仕置をしてあげないと。あぁなんて愚かで可愛い、私のペット達！

2人には上の服を脱いで貰って床に膝まづいて貰う。私はその前に椅子を置いてタバコに火をつけた。

shp「！、き、キャスターすか？兄さんと同じ、？」

『そうだよぉ、2人も吸いたいよねぇ、わかるわかる。』

彼らの目の前で彼らの大好きなタバコを吸う。吐き出した紫煙を見つめる熱を帯びた視線に、私の背筋が興奮でゾクゾクする。久しぶりのニコチンで少し頭がクラクラする。でもすっごく美味しい。餌を失った雛鳥のような目の前の2人を見下しながら、また煙を吐いた。