【d!】君の犬になりたい。 (ページ37)

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os「ふぅ、やっと終わっためぅ！最高傑作めぅね！」

ht「じゃあ次は俺の番だね、このドレスとこのジュエリー、あと髪は下ろして巻こうか。」

『ありがとうマンちゃん！じゃあ着替えてくるね！』

ひとらんが何気なく持ってきたこのドレスとジュエリーも、彼ら二人の為にスポンサーになってくれているとあるブランドから借りたものでその金額は軽くマンションを買えてしまう程。

ht「でも俺の見立て通りだ、これはAみたいな人じゃないとダメだな。見劣りしちゃうな。」

os「そうめぅね、身に纏う本人に華がないとジュエリーやドレスに負けてしまうめぅ。」

gr「うーむ、ホステスもいいが次はモデル業もさせるか……。そういえばトン氏の知り合いに雑誌の編集長がいたなぁ、」

ht「あぁ、##のこと？連絡しとこうか？」

なんて恐ろしい会話が繰り広げられていた時、ガチャりと扉が開く。そこにはジュエリーと黒のタイトなドレスをきたAが立っており、その輝きに3人は思わず押し黙る。

『ねえ！なんで黙るの！どうかな？大人っぽすぎ？』

gr「いや、Aが綺麗すぎて、言葉がでなかったんだゾ、A、いつも綺麗だが今日はすごく綺麗だ。」

『ふふっありがとう。』

ht「これはマジで俺いい仕事したっしょ？」

os「うーん、ドレスがシンプルな分、ジュエリーはゴージャスで大振りなのがええなぁ、次のパリのコレクションのテーマこれにしよかなぁ、」

そう口々に言い合う。控え室の扉が開き、準備を終えた黒服が入ってくる。入ってきたその3人は途端に顔を赤らめて、Aから視線を外す。

em「あ、っえぇっと…Aさ、さんですか？
え、えらい見違えました。いつにも増してお綺麗です。」

rb「っあ、あぅ、せ、背中が、ま、丸見えでその、た、た、谷間も、み、みみ、見えててぁ、あかん、ちょっとは、は、鼻血が止まれへん、ぅぁう。」

tn「あー綺麗すぎるわ、その、に、似合っとるよ。
(あかんこんないい女と1日一緒にいたらほんま頭おかしなるわ。どうしよ、もつかな俺の理性……。)」

『みんなありがとう！自信ついたよ！』

gr「ほら、もうすぐだぞ。」

そう言われてグルッペンの差し出した腕に自分の腕を絡める。その2人の美貌は、容姿端麗どころではない。彫刻のような顔立ちの2人にきっと他の人間の視線は釘付けだろう。

os「今日の主役は2人と言っても過言じゃないめぅ！楽しんでくるめぅ。」

もう、すぐパーティーの時間だ。