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sha「なんで着いてくんねん！！」
kn「抜け駆けはあかんて言うたやんシャオロン」
なぜかコネシマにバレた。
折角シャオロンの息抜きになるかと思って内緒にしていたのに、バレたらしい。ほんまごめんな。何か奢るわ。
てかトントンも来てるし。あいつたこ焼きに感動しとるやん。
とりあえず落ち込んでるシャオロンの肩をトントンと叩く。
「シャオロン、何か好きなやつ食べいこ」
sha「…そやな。Aは何が好き？」
「えー、選べへんなぁ、あ、王道に焼きとうもろこし！」
sha「うわ！ええなぁ！俺もそれにするわ」
あ、なんかシャオロン元気でたっぽい。良かった。やっぱ屋台飯うまいもんな。
「…あれ？コネシマ居なくね？」
sha「え？ほんまやん」
tn「あいつ大丈夫かな…。こんなとこ普段来おへんし…」
やばい、迷子か…？あいつこんな人の多いところ初めて？ならやばくないか。
「わ、私コネシマ探してくる！！」
sha「あ！待って！！」
私はシャオロンの制止を振り切って走った。幾らなんでもこんな人混みじゃ見つからんやろうと思いつつも、なぜか早く見つけたい。
彼が、心配だ。
ーーー
「つ、疲れた…」
体力無さすぎてすぐバテたわ。
あいつどこ行ってん！！
？「そこのお姉さん何してんのこんなとこで」
「？」
そこには知らない男。3人。これは、まずい。
男「え？迷子とか？俺らも迷子になっちゃってさ、一緒に花火見る？」
「いや、大丈夫です」
今時居るんだこういう男。私と張り合おうなんて百年早いわよ。空手をウン年前にやっとんねんこちとら。
男「いいじゃん！行こ！」
ちっ、囲まれた…。さすがに勝て
kn「おい！何しとんじゃ！」
「！？」
コネシマが頭に葉っぱを付けて出てきた。
男達は、やばっ！と言って逃げていく。
そして沈黙。
「あ、あの、なんで葉っぱ」
kn「あ？迷子になったんや。てか！それどころやないで！？お前なんで一人でこんなとこ来たんか！」
「はぁ！？あんたが迷子になるから心配して！走ってきたんやぞ！？」
kn「いやそれは有難いけどせめてトントンかシャオロンと来んかい！一人で行ったって連絡が来て俺も走ったんやぞ！？」
ほんまに間に合うてよかった。と抱き締められる。
「…思い付かなかったんやもん。あんたが心配で」
kn「え」
もう知らない！と背を向けて歩きだした。彼の待って！今のどういう意味や！という言葉は聞かないことにした
この時は知らなかった
この場面を見ている人が居たなんて
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作者名：ほたて | 作成日時：2024年1月26日 23時
