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小|中|大|あるところに、大きな土手がありました。すぐそばで力持ちな川が、スルスルと優しい声で歌っています。
そんな土手の隅に、太陽にとっても素敵な笑顔で微笑んでいるタンポポがいました。
そして、そのタンポポはしばらくしたらお母さんになりました。沢山の白い子供達を抱えています。
その中に、空色の画用紙で覆われたように雲ひとつない空を仰いでいる子供がいました。この子はしろちゃんと言います。
しろちゃんと沢山のきょうだいは、ゆらゆらとお母さんを揺らします。早く旅に出たいのでしょうか。
そんな時、春の包み込む様な暖かい風がそーっとやってきました。川も風が来たのが嬉しいのか楽しそうに歌いはじめました。
しろちゃんは、きょうだい達と共に、お母さんに手を振りながら踊るように宙を舞いました。
これから、しろちゃんの長い長い旅が始まります。
私はどこに行くのかしら。
白い踊り子 雅楽川月光執筆状態:連載中
そんな土手の隅に、太陽にとっても素敵な笑顔で微笑んでいるタンポポがいました。
そして、そのタンポポはしばらくしたらお母さんになりました。沢山の白い子供達を抱えています。
その中に、空色の画用紙で覆われたように雲ひとつない空を仰いでいる子供がいました。この子はしろちゃんと言います。
しろちゃんと沢山のきょうだいは、ゆらゆらとお母さんを揺らします。早く旅に出たいのでしょうか。
そんな時、春の包み込む様な暖かい風がそーっとやってきました。川も風が来たのが嬉しいのか楽しそうに歌いはじめました。
しろちゃんは、きょうだい達と共に、お母さんに手を振りながら踊るように宙を舞いました。
これから、しろちゃんの長い長い旅が始まります。
私はどこに行くのかしら。
白い踊り子 雅楽川月光執筆状態:連載中
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作者名:雅楽川月光 | 作成日時:2024年5月2日 18時